[海上災害防止センター横須賀訓練所に納入された油処理剤散布装置]
[装置の概要]
油流出事故発生時に素早く準備し、効果的な処理剤散布が行える装置です。1997年7月に東京湾で発生したダイヤモンド・グレース号原油流出事故で実際に使用してその有効性が実証されました。本装置は、油流出事故対応および調査研究で実績のある海上災害防止センターと共同開発したものです。
[装置の特徴]
大型船から小型レジャーボートまであらゆる船舶に搭載使用出来ます。
小型エンジン駆動式散布機を使用しているので動力源を必要としません。
散布管は脱着式ですので、不要な時は取り外して保管する事が可能です。
散布管取り付け時、航行の妨げにならない様収納する事が可能です。
散布管の取り付けは、船舶の手すり、ボラード等を利用して行えます。
重量が軽く、簡単に持ち運びが出来る為、短時間での準備撤収が可能です。
装置全体がコンパクトな為、保管場所を取りません。
[仕 様]
搭載する船舶に最適な仕様を設計製作します。
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